Le Cahier de JE1NGI

アマチュア無線局 JE1NGI のCW,コンテスト,アワード,衛星通信,QRP,移動運用などについてのノート(=Cahier カイエ)です。

2012/12

2012年の大晦日ですので,1年を振り返ってみたいと思います。
 
1 本年の交信局数
 3860QSOsでした。
 ちなみに,昨年(2011年)は,3853QSOsでしたので,昨年実績をわずかに上回りました。
 バンドごと,交信相手のエリアごとの内訳は以下のとおりです。
 
 123456789φDX
1.9M2   1    1 4
3.5M4912718211222142121
7M95942647625297139210112103159322,965
10M47365951406331359114386
14M63121058 83 1166
18M318624 2  531
21M51551713  2351
24M3 4423 2   18
28M1 15 3 1  516
50M582   1521   78
144M63   1      64
430M311         32
1200M3          3
2400M            
5600M            
SAT12243    22 25
1,242484576354151243256166119187823,860
 
 モード別では,以下のとおりです。
 
CW3041
SSB742
AM2
FM30
RTTY45
3860
 
 やはり,栃木県内の移動運用のメインバンドである7MHz,CWに偏ってしまいました。
 もう少し,偏りなく,各バンド,モードに出たいものです。
 
2 コンテスト関係
 本年は,なんといっても,2011年の全市全郡コンテストで,全国1位を得たことが上げられます。
 電信電話部門,シングルオペ,14MHz,種目PというJARL主催のメジャーコンテストで,最もマイナーな種目での入賞でしたが,それでも全国1位は初めてでした。
 そのほか,入賞したコンテストは,以下のとおりです(月は,結果発表時)。
 12月 KCJコンテスト 栃木県1位(シングルオペ,7MHz)
 12月 JA9HFコンテスト(電信部門) 7MHz 1エリア(関東) 1位
         
3 アワード関係
 本年得た主なアワードは以下のとおりです。
 10月  道の駅アワード 都道府県別パーフェクト部門(栃木県)
 11月  和歌山アワード(エクセレント賞)・・・全市町村
 12月  えひめオレンジアワード(全市町賞)

4 移動運用関係
 本年元旦の目標として設定していた栃木県内の全市町への移動運用と全道の駅への移動運用は,いずれも達成しました。以下のとおりです。
 6月  栃木県内の全市町の移動運用達成
 9月  栃木県内道の駅21箇所の移動運用達成
 
5 その他
 11月  世田谷区制80周年記念局8J1STGYの運用
 12月  累計25000交信達成

 
交信していただいた各局,どうもありがとうございまいた。
どうぞよいお年をお迎えください。
2013年もよろしくお願い申し上げます。
早速,QSOパーティに参加する予定です。
もし聞こえておりましたら,交信いただきますようお願いいたします。

12月27日,えひめオレンジアワードが届きました。
 
イメージ 1
 
愛媛県内に在住する局との交信により,愛媛県の全市町(愛媛県に現在村はありません)である11市9町の合計20局からQSLカード得るというアワードです。
発行番号は73番でした。
 
交信いただいた各局,本当にありがとうございました。
また,聞こえておりましたら,是非交信いただきますようお願いします。

移動運用用に,「どこでもパドルMINI WOOD」を購入しました。
通常のパドルとはタッチが異なり,若干の練習が必要ですが,移動運用で,十分実用になりそうです。
移動運用用のパドルの難点は,小型に作ると軽くなり,安定度が低くなることですが,このパドルは,ベースの底部に取り付けられている磁石が非常に強力で,鉄板にくっつけますと,安定し,打鍵に十分な安定性が得られます。
 
イメージ 1
どこでもパドルMINI WOOD
 
イメージ 2
真横から見たところです
 
イメージ 3
パドルのベースの裏側です
  
イメージ 4
鉄板にくっつけてみました。
軽い鉄板だと鉄板ごと動きかねませんが,上の写真の鉄板では,右側の部分に手首を置きながら打つと鉄板が軽くても安定します。
 
 
 

TVアニメ「ガールズ&パンツァー」(GIRLS und PANZER)の第10話に,アマチュア無線が登場します。
 
このアニメは,戦車を使った武道である戦車道が華道や茶道と同様に女性のたしなみとされている世界で,戦車道の全国大会に出場した県立大洗女子学園の活躍を描いたものです。主人公と一緒に戦車に搭乗する通信手が,決勝戦を前に,第二級アマチュア無線技士の免許を取得したという形で登場します。
「4級どころか,2級なんて」,「2級って結構難しいんじゃ・・・」という台詞があるうえ,画面に大写しで出る免許証がかなりリアルで,制作者の中に,アマチュア無線家がいるのでは・・・と思わせる内容になっています。
 
ただ,第2級の従免の発行者が,関東総合通信局長になっています。
私が取得した免許では,電話級(現4級),電信級(現3級)は,局長名での発行,第2級,第1級は,総務大臣名になっています。
もしかしたら,その後,発行権限が,内部委任されて,局長に変わったのでしょうか。それとも,アニメ制作者が参照したのは,第4級か第3級の免許だったというだけのことなのでしょうか。
どうでもいい細かいところが気になってしまいました。
 
ちなみに,私は,平成18年に第2級,平成19年に第1級を各取得しましたが,その経験では,第2級に受験の意味なし,いきなり,第1級を受験することをお勧めします。
第2級と第1級の難易度の差がほとんどなく,分野によっては,第1級の方がやさしいのではないかと思われるほどである上,いずれも,択一式問題ですので,過去問の暗記が極めて有効ですが,第2級→第1級と進むくらいなら,最初から第1級の過去問だけを覚えた方が早いと思うからです。
その昔は,いずれの資格も,電気通信術の実技試験が必須で,第2級は欧文モールスのみだが,第1級は,欧文のほか,和文モールスも覚える必要があって,第2級と第1級の難易度の差は極めて大きかったのですが,今では,両方を受験しても,どこが違うのかよくわからないくらいです。
しかしながら,許容される出力が,第2級の最大200Wに対して,第1級の最大1kWと大違いですので,いきなり第1級を受験するのが最も無駄がないと思います。
 

エレクトロデザイン(株)から,エレクラフトKX3のオプションであるエレクラフト
 KXBC3 バッテリーチャジャー 
がようやく入荷したとの連絡がありました。
もともと,KX3を購入した際に,バッテリーチャージャーも一緒に注文してあったのですが,その段階では,「エレクラフトにて未だに出荷開始されていない状況」とのことで,届かないままになっていたものです。
当初の納品からおよそ半年経って,ようやく出荷が開始されたようで連絡がありました。
KX3は,マニュアルには記載されているボイスレコーダ機能が未だ対応できていないという問題もあります。こっちの方も早く対応してもらえると有り難いのですが。 

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