Le Cahier de JE1NGI

アマチュア無線局 JE1NGI のCW,コンテスト,アワード,衛星通信,QRP,移動運用などについてのノート(=Cahier カイエ)です。

2019/06

新海誠監督のアニメーション「君の名は。」を見ました。

高校の部室が出てくるシーンがあり,部室内にアマチュア無線機があるのです。

その部室の入り口脇には,「天文部」,「マイコン部」,「アマチュア無線部」,「地質研究考古学部」との看板が上から順にかかっているものの,いずれも,赤ペンキで×がされています。
そして,部室の入り口ドアには,「廃部につき立入禁止.」と黒字で書かれた張り紙がされています。
ということからすると,この部室は,アマチュア無線部を含む各クラブの部室だったものの,廃部になり,立入禁止になっているということのようです。

この部室でのシーンの背景に,トリオTS-520Sと思われる無線機が描かれています。
かなりリアルに書かれていて,本当にそっくりです。

更に部室の奥の棚にも何台も往年の名機が並んでいるようなのですが,機種名まではわかりませんでした。

部室の壁には,ペナント(横長の二等辺三角形の旗)が飾ってあります。
大阪万博(EXPO70),筑波博(EXPO85),愛地球博のペナントとわかります。
昔は,観光地でもイベントでも,ペナントがお土産屋さんに並んでいた記憶がありますが,そういえば,最近は見なくなったように思います。

主人公は,普通にスマートフォンを使っているので,主人公の生きている時代が古いというわけではないようです。
この部室だけ,まるで時間が止まっていたような懐かしさを感じました。


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CQ ham radio誌の2019年7月号の感想の続きです。

「V/UHFで楽しむモールス通信」は,50MHz~1200MHzでのモールス通信の魅力,現状,モールス通信を楽しむための方法などについての記事です。
記事では,様々な点からのV/UHFでのモールス通信の魅力について書かれていますが,そのなかに,「混雑していないため練習やのんびりした通信に最適」とあります。
この点は,バンドの混雑度の視点からそのとおりなのですが,同時に,V/UHFでは,電離層反射波ではなく,直接波を中心に使うことになるので,コンディションに左右されずに,安定した通信を行うことができ,その点からも,練習に適しているのです。
問題は,練習相手が確保できるかというところです。
V/UHFでは,HFと比べると,電波が安定的に届く範囲がかなり狭くなってしまうので,その範囲内に相手がいないと交信できないわけです。
そういう点をも考慮すれば,1エリアなどの局数の多い都市部では,V/UHFはモールス通信の練習にも非常に適したバンドということになると思います。
私の経験では,50MHzのほか,144MHzが比較的CW局が多いバンドです。

「アマチュア無線家から見たゾルゲ事件」は,ゾルゲ事件と呼ばれるスパイ事件についての記事です。
ゾルゲというのはこのスパイ事件の首謀者であるソ連生まれのドイツ人のことです。
戦前の日本で,ソ連のスパイとして暗躍し,貴重な情報を収集してソ連に送っていたとされています。
ゾルゲ事件は極めて有名なスパイ事件なので知っていましたが,アマチュア無線家の視点からみて,当時の諜報活動に用いられた通信機などに焦点が当てられており,大変興味深い内容です。
ゾルゲの得た情報は無線で送られたものもあったそうで,ゾルゲの組織で無線機の製作などを担当した者が,ARRL発行のアマチュア無線ハンドブックを参考書として使ったと供述しているというのには驚きました。
この記事は第1回とのこと,続編にも期待したいと思います。

「都市ノイズと家電品のイミュニティー規格」は,現代の電磁環境両立性(EMC Elctro Magnetic Compatibility)をアマチュア無線の視点から解説した記事です。
電磁環境両立性というのは,簡単に言うと,「妨害信号を出さない」,「外部からの妨害に対して影響を受けない」の双方を両立させるという意味だそうです。
ノイズの輻射という視点でのエミッション,ノイズへの耐性という視点でのイミュニティーの実際や規格などについて解説されています。
私のホームQTHでも,ノイズが高く,特に,3.5MHzでは,交信が困難なときもあるので,興味深い内容です。
記事によると,過去に出荷された機器では,十分なEMC対策がされていなかったものの,今後規格に合格した機器が増えて置き換えが進んでいくと,徐々に大電力のインバータによる都市ノイズが減少していくと思われるとのことです。
ノイズが少なくなって,QSOが楽しみやすくなるとありがたいところです。
他方で,アマチュア無線機も,妨害信号を出さないという点で,BPFやLPFの使用,アンテナのマッチングなど一層の注意が必要と思いました。


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ちょうど,東京のホームQTHに帰っていたときに,JARLからの6月分のQSLカードが届きました。
オーストリア・ウイーンの国連事務局のQSLカードが2枚含まれていました。

まず,サッカーワールドカップロシア大会の記念局 4U18FIFA です。

イメージ 1

次に,ワールドラジオデーの 4U0R です。

イメージ 2

どちらも交信は,14MHz,CWによるものでした。


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飛行機に乗ると,窓から外の景色を撮影するのが楽しみです。
ですから,可能な限り窓際の席を予約するようにしています。
できれば富士山が見える側を予約したいところですが,皆考えることは同じで,予約状況を見ていると富士山側の窓際から埋まっていくようです。

先日,東京の自宅に帰ったときには,往路では天気がよくなくていい写真は撮れませんでしたが,羽田から高知への復路の際には,地上の景色を撮影することができました。

羽田を離陸するときには多少の雨が降っていました。
なんとか富士山側の席を予約できたので期待したのですが,富士山のあたりではかなり雲が多く,残念ながら富士山を見ることはできませんでした。
しかし,名古屋にさしかかるあたりでは,晴れてきていました。

イメージ 1

上の写真は,伊勢湾上空で撮影したものです。
写真の中央右よりの海上に写っているのはセントレアだと思います。

イメージ 2

上の写真は紀伊半島の上空で撮影したものです。
海上に写っているのは関西国際空港だと思います。

イメージ 3

上の写真は,私の生まれ故郷である和歌山市です。
海上には淡路島,更にその先には兵庫県の海岸まで写っています。

イメージ 4

上の写真は紀伊半島です。

イメージ 5

上の写真は室戸市上空です。
翼の脇に写っているのは室戸市の市街地です。


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本日,2019年6月26日(水),気象庁は,四国地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
ようやく梅雨入りです。
昨年より21日遅く,平年と比べても21日遅くなっています。
統計の残る昭和26年以降で最も遅い梅雨入りだそうです。

このところの週間天気予報を眺めていると,本日以降1週間ほどは天気が悪くなる予報になっていたので,そろそろ梅雨入りかなぁと思っていたところ,予想通りの梅雨入り宣言となりました。

私のような関西出身の人間は,梅雨にならないと水不足が・・・とすぐに考えてしまうのですが,高知の地元の人の話を聞くと,過去を振り返っても,高知で水不足という心配はまずないそうです。
そうであれば,遅く梅雨入りして,できるだけ早く梅雨明けしてくれるとありがたいなどと考えてしまいます。

しばらくはうっとうしい日が続きそうですが,梅雨明けを心待ちにしたいと思います。


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