HAM world 2020年9月号の感想の続きです。
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私なりに考えてみた「稼げる」移動運用の続きです。

次はアンテナです。
強力な信号を飛ばせた方が「稼ぐ」ことができそうです。
そうなると,記事がアンテナを紹介しているように,飛びのいいアンテナを使いたいものです。
7MHzでは,フルサイズのダイポールが展開できれば言うことはありません。
しかし,移動運用先で,フルサイズのダイポールや第一電波工業のW721が展開できる場所を見つけるのは容易ではないと思います。
そうなると,どうしても,モービルホイップだったり,釣り竿アンテナだったりの垂直系アンテナの出番が出てきます。
私は,移動先でどんなアンテナが使えるかは最終的には現地の状況次第となるので,様々な状況に対応できるように複数のアンテナを積んでいくことにしています。

一般的には,
(1)市販のモービルホイップ
(2)タイヤベースで立てたエレメント+オートアンテナチューナー
(3)逆Vギボシダイポール(タイヤベースで立てたマスト使用)
の3種類くらいを持参して,現地の状況に応じて使っています。

次は出力ですが,出力を上げられれば「稼ぐ」ことにつながるのだろうと思いますが,免許状の指定を超えてはならないことはもちろん,一般的には,無線機と電源などの状況により限度があると思います。
私の場合,電源の関係で,50Wを出すのは難しく,通常25W程度の運用としています。
さらに,できるかぎりQRP5Wでの運用をやりたいというこだわりがあり,しばしば敢えて出力を絞っていることがあります。

また,運用する側のスキルもありそうです。
CQを出しても複数局から呼ばれて順番待ちをしてくれている局がいる状況では,スムーズで,テンポのいい運用が求められます。
待っている側は,交信がもたもたしていて待ち時間が長くなりそうと感じると,交信を諦めてしまうかもしれないからです。
また,自局のコールサインを頻繁に送出するなども重要と思います。
要は,コールする側の立場に立って,コールしやすい,交信しやすいオペレートを心がけることが重要と思います。
ただ,この点は言うは易く行うは難しで,私のオペレートも反省点多数です。

あとは宣伝でしょうか。
ブログ,ツイッター,各種クラブ等のメーリングリストなどを使っての移動運用のアナウンスは,「稼ぐ」ことにつながりそうです。
ちなみに,当ブログの場合,最近の移動運用予定の記事は,運用バンドや時間帯も明示できておらず,宣伝というよりは,むしろ記事のネタに困って苦し紛れに記事にしているという状況です。(^_^;)


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